皆さんは今ご自分の持っているダイヤモンドについてどのくらい知っていますか?「値段はだいたいこれくらい」、「どこのメーカーで買ったか」もちろんそういったことも非常に大切です。しかし皆さんがもっとダイヤモンドについて知れば今持っているご自分のジュエリーの素晴らしさをより深く堪能することができると思いませんか?買って身につけるだけで終わりなんてもったいないです。もっとそのダイヤモンドについて知ってあげてください。
ダイヤモンドを評価する上で注目すべき点はいくつかあります。例えばCarat(カラット)はその代表でしょう。しかし、皆さんCaratってなにかきちんと理解されていますか?「数字が大きければ大きいダイヤモンド」、たしかに間違ってはいないですがしっかり説明できたほうがかっこいいと思いませんか?
1ctというのはgram(グラム)にして約0.2gになります。つまり、婚約指輪によく使われる0.3ctのダイヤモンドは0.06gということになります。どうですか?そんなに軽いのかと思われる方もいるのでは?ちなみに余談ではありますが世界最大のダイヤモンド鉱石『カリナン』は3106ct、すなわち621.2gだそうです。驚異的ですね。
ダイヤモンドを判断する基準は全部で4つあります。Carat(カラット=重さ) Color(カラー=色) Clarity(クラリティ=透明度) Cut(カット=プロポーション)でこれらを総して『4C』と呼びます。皆さんが最も気にかけるのはなんですか?
では、ダイヤモンドの各部分の名前を簡単に説明したいと思います。ダイヤモンドを構成する面はFacet(ファセット)と呼びます。まずダイヤモンドの一番大きい面、ここはTable(テーブル)、逆にその反対の先端はCulet(キューレット)と呼びます。Tableを上から見た場合に見える部分をCrown(クラウン)と呼び逆はPavilion(パビリオン)と呼びます。
皆さん、ダイヤモンドについて理解を少しは深められましたか?宝石の王様ともいえるダイヤモンドですが意外と細かくは知らないとうい方もいたのではないでしょうか?これを機にただつけるだけではなくジュエリーの深い魅力に迫ってみてはいかがでしょうか?
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