応援席でメガホンを持つ手に汗がにじむ
普段、我を忘れて大声を出すことがないが、今日は違った
スポーツには、人間を熱くする力があるとわかった
富士山の直ぐそばの球場で息子の高校野球春の大会の2回戦が始まった
野球未経験者の私は、経験者の父兄から教わることがとても多い
試合開始前の下馬評では4:6もしくは3:7くらいで息子のチームが不利とのこと
12時プレーボール
見よう見まねで周りの父兄と同じようにメガホンを鳴らす
素人には、選手たちに掛け声を掛けることが難しい(なんと言っていいのかわからない)
序盤から中盤にかけて1点を争う展開
だんだん自分の中で眠っていた?感情が表に出始めてきた
7回の裏に同点に追いつく
この頃から自然と声が出るようになってきた
8回の表に1点取られて2−3でリードされる
3塁側の応援席の心はひとつになっていたようだ
8回、9回の攻撃で追いつき逆転することを誰一人疑うものはいない
9回裏最後の打者が打ち取られてゲームセット
一歩力及ばずだったが最高のゲームだったと思う
手に汗握り、選手たちを信じて応援するドキドキ感、応援した私も久しぶりに熱くなれた
夏の大会が楽しみだ
サンワカツキ 代表 若月兵衛
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