熟練の職人さんが操る、超音波穴あけ器です。
チューブの中から、黒い研磨剤入りの水が流れ出てきます。
職人さんからは作業する時には、穴を開ける位置をマジック等で印したものは全く見えません。
作業をする前に印部分を記憶して、長年の勘で穴を開けていきます。
チューブから黒い水が流れ出てきて先端についているピアノ線で穴を少しずつあけていきます。
基本的に硬度が高いもの(ダイヤモンド、ルビー、サファイヤ等の硬い石)は開けることが難しいです。
職人さんが手で石を持って穴を開けるので、小さな石は難しいです。
今回穴を開けていただいたルースたち
この中で
左上の赤色石、前列の六角形の薄緑色の石が穴を開けるのにとても時間がかかったとのことでした。
お客様の石でしたので、石名をそのまま職人さんに伝えてお願いしましたが、
職人さんの今までの経験で「この2つは違う石だよ」と教えていただきました。
穴をあけていると、固さでの違和感で、石名と違うことを教えていただきことがあります。
長年の勘というものはすごいですね。
サンワカツキ 代表 若月兵衛
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