当社でお願いしている穴あけ職人さんは、超がつくほどの大ベテランさんです。
穴をあけつづけて50年以上、経験豊富の頼れる職人さんです。
ハンドクラフトがブームになり、当社で穴を開けていただくようになり、20年くらいが経ちました。
職人さんからは『おたくは、俺が今までやったことがない位置、方向への穴あけばかり持ってくる。この年になって驚きの連続だよ』とよく言われます。
つい最近は、一つの石に2ヶ所穴をあけて、その穴に地金の丸線を固定したリングにしたいと出来上がりサンプルを持って行くと、かなり悩んだ様子でしたが、仕事を受けていただくことができました。
職人さんがおっしゃるのが、
おたくは、石が割れてもいいからチャレンジしてほしいと言うが、職人とすると、躊躇してしまうんだ。
なぜかって言うと、この石が俺のところにくるまでに、原石を見つけて、カットして、研磨して・・・・・って何人もの職人が関わっている。みんないいものを作りたいと思って一生懸命やってるんだよ。
そんな思いが詰まった石を、俺の作業中に壊してしまうと、他の職人に申し訳なくてな・・・・・
こんな話を聞くと、職人さんの思いが伝わってきて、ジーンときちゃいました。
当社でお願いしている職人さんはみんなこんな気持で作業をしてくれていると思うと嬉しくて。
職人さんに感謝ですね。
サンワカツキ 代表 若月兵衛
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