もう６年経つんだ

午後、ご先祖様たちが眠る清泉寺にお墓参りに行ってきました。
母の最期は、私はタイにいたので、看取ることはできませんでした。

改めて墓誌を見ると、母が旅立ってからもう６年が経っているということを再認識しました。
墓誌には、旅立った順に、祖母、祖父、父、母の名前が刻んであります。
６年という月日は、墓誌に刻んである名前を見ると、母のものだけが白く新しさを感じました。
今日もお墓の前で、昔話をしたり、近況報告をしたり、母やご先祖様と話ができたような気がしました。

母が旅立って６年いろいろなことがありました。
うれしかったこと、楽しかったこと、悲しかったこと、辛かったこと・・・・
今、思うと、嬉しかったこと、楽しかったことは鮮明に思い出すことができます。
悲しかったこと、辛かったことは、なぜその気持ちになったのか、その原因はぼんやりとしたことしか思い出せません。
人間の記憶はいいことはいつまでも覚えていて、嫌なことは時間がたつに連れて記憶が薄れていくようです。

いい過去は大切に想い出として心の中にとっておき、嫌なことは振り返らないようにします。

お墓参りで心が洗われた気持ちになった一日でした。

サンワカツキ　代表　若月兵衛