90歳の誕生日おめでとうございます

今日、亡き父の90歳の誕生日を迎えました。
もう、亡くなって23年が経ってしまいました。（ちなみに父の兄弟では、父より上の方が2名、父より下の方が2名が元気でいてくれています。）

私が社会人になって5年目を迎える年に父は天国に旅立ちました。
宝石の「ほ」の字も知らないで飛び込んだ23歳のとき。
沢山の在庫をカバンに入れて、得意先を一軒一軒訪問していました。
得意先の店頭でお店の方に商品をお見せして、仕入れていただく。雨の日も雪の日も暑い日も寒い日も。毎週ほとんどが出張の日々。
会社で父に会うこともほとんど無く、結婚して独立していたので休みの時も会うこともあまりなかったです。
父が亡くなる1年前に生まれた長女は、なぜか父をみると泣いてしまい、抱っこしてもらった回数も少なかったと思います。
子供が生まれる前に、父に名前をつけてほしいとお願いしました。今でもお願いした時の父の少しテレた笑顔が目に浮かびます。

尊敬する経営者として、父からいろいろ教わりたかったという気持ちが今、とても強いです。
父が亡くなってから、仕事のことでいろいろ相談をしていた叔父も天国に旅立ってしまいました。
少し遠くいて、お会いする機会が殆ど無いですが、仕事を教えてくださった師匠の叔父に会いたいなあと最近強く思うようになっています。
師匠が元気なうちに父の昔話や、アフターコロナの話をしてみたいです。

サンワカツキ　代表　若月兵衛