私にとって9月8日は特別な日です。
母の命日でもあり、長男の誕生日でもあります。
母は平成25年9月8日に亡くなりました。
母は当時病院に入院していました。私はバンコクジュエリーショー、香港ジュエリーショーに行くために出張に行っていました。
出張中に母の容態が気になって、LINEで家族に聞いていましたが、9/8に容態が急変して、帰らぬ人となりました。
急遽、出張を取りやめ、帰国する段取りをしました。最短で取れる日本行きのチケットをおさえて、出来るだけ早く母のもとに急ぎました。
母に会うまでは、亡くなった事実を受け入れることができず、奇跡が起こることを祈っていたのを思い出しました。
実際に冷たくなってしまった母に会って、最初に声を掛けたのが「ありがとう」だったと思います。
生んでくれて、育ててくれて、妻や子供たち(母から見ると孫たち)に優しく接してくれて・・・・色々な思いを込めての「ありがとう」でした。
長男は平成10年9月8日に生まれました。
今年、22回目の誕生日を無事迎えることができました。
たしか、長男の誕生もバンコク出張の直前だったと記憶しています。
生まれてきた時もやっぱり「ありがとう」が第一声(心の中で)でした。
生まれてきてくれて、ありがとう、妻に生んでくれてありがとう、元気な子を授けてくれた神様にありがとう、・・・・・などなど。
22年生きていると、親が知らないところで、辛いこと、悔しいこと、悲しいこと、寂しいことたくさんあったと思う。それと同じくらい、それ以上に嬉しいこと、楽しいこといっぱいあったと思う。
今年の誕生日も長男の笑顔を見ることができ、心の中で「ありがとう」をいいました。
今朝、いつもよりも少し早い時間にお墓参りに行きました。
母が亡くなってからの7年間を墓前で振り返ってみました。
嬉しいこと、楽しいこと、辛いこと、悔しいこと、悲しいこと・・・・色々ありました。
でも、頭に浮かんでくることは、嬉しいことが多かったです。
家族の笑顔を思い浮かべた時、母が一緒に笑っていた気がしました。
今年の9/8もとてもいい一日でした。
ありがとう。
サンワカツキ 代表 若月兵衛
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