91歳の誕生日おめでとうございます。

私の両親は既に天国に旅立っています。
自分に子供ができ、親になった頃から、両親の誕生日には「おめでとう」というよりは「ありがとう」という思いが強くなりました。

5/12には、心の中で父に「ありがとう」を伝えました。

もう亡くなって２４年が経ってしまったのかと、月日の流れの速さに驚いています。

大学を卒業して、父の会社に入社し、父に認められたいという思いで仕事に取り組んでいました。
父が亡くなってからは、頑張ろうと思っても力が湧かずに、入社してからほぼ毎週出張で、不規則な生活をしていたツケが回ってきたのか、健康診断での結果は最悪・・・
父親ロスみたいな感覚だったのかもしれません、出張に行けなくなってしまいました。それから数ヶ月で会社を辞めました。

その後、沢山の人達に支えられながら、ありがたいことに、なんとか同じ業界で今も働き続けています。皆さんに感謝です。
支えていただいた方々には「親父さんにとても世話になった」「親父さんに助けてもらった」などなど、生前の父を知る方からのお力がとても励みになったことを今でも、とてもありがたく思いつつけています。最近では、徐々にその方々が父の元に旅立ってしまっています。天国で父を囲んでみんなで一緒にいるんではないかと。

コロナ禍で苦しい状況が続いていますが、叶うことなら、父と酒を飲みながら、今の現状、これからの宝飾業界のことなどをじっくり話したいです。

親父、ありがとう、誕生日おめでとう。

サンワカツキ　代表　若月兵衛