パライバトルマリンカラーのトパーズをリングに仕上げるオーダーをいただきました。
こちらのお客様とはネットショップで縁をいただいてからのお付き合いで、毎年、季節のものを贈っていただいたり、山梨の地のものを贈ったりさせていただいております。
コロナで海外に買い付けに行けていないので、パライバカラーのトパーズを実際見たのは初めてかも。
インクルージョンが殆ど無いクリアなキレイな石でしたので、職人さんに説明して、伏せ込みの石留めの方法で仕上げていただきました。
職人さんもこの色合の石だと、パライバトルマリンやアパタイトを想像しました。
アパタイトは柔らかい石なので伏せ込み加工に適していません。パライバの場合は万が一欠けたり、割れたりした場合のリスクを考えると二の足を踏んでしまいます。(6ct位あるので石の価格が・・・・)
職人さんに石はトパーズだからと説明してもなかなか納得してくれませんでしたが、何回かお願いしてトパーズなら伏せ込みも大丈夫だと言ってくださり加工スタート。イメージ通りの出来上がりでした。半信半疑で石留めを初めたけど、トパーズのような硬さがあったのでキレイに伏せ込みで留められたとのこと。
最近は、石マニアの方が増えてきて、プロであり私たちが知らないような石の加工もあります。
私が、業界に入った頃の半貴石は、アメシスト、ガーネット、ブルートパーズ、シトリン、ムーンストーン、ペリドットなどなどでした。
今では、一度聞いただけでは名前が覚えられないような石もあります。
コロナが一段落して、外国に行けるようになったら、いろいろな石を見に行きたいなと思い始めています。早く世界中を自由に行き来ができるようになりますように。
サンワカツキ 代表 若月兵衛
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