穴あけ加工の職人さんに仕事を依頼して約1週間、出来上がりの連絡をいただく。
この間をワクワクとドキドキでおとなしく待つ。基本的に職人さんは、ご自分のペースで作業をされるので、状況はいかがですか?とか、いつ仕上がりますか?とかは聞かないようにしている。それは、以前、〇〇日までにほしいんですが・・・・と言った時に、納期を決められる仕事は受けないと言われてから。(高齢なので)体調がすぐれない、目の調子がいまいち、手が動きが本来ではないなどなどの理由があるのかもしれない、そうなるとお客様から預かったものを失敗する確率が上がってしまうのではないか。ご自分の状態がいい時に作業をしたいというプロ意識なのでしょう。
今回も、電話をいただき、「できました」その一言で私の心の中でワクワクとドキドキから「ワクワク」だけに変わる。
取りに行き、工賃をお支払いして、出来上がり品を受け取る。事務所に戻り、一つひとつ石をチェック。今回も大丈夫だ、お客様に喜んでいただけると確信。
穴あけ位置に印をつけたマジックの後を取り除き、石を撮影する。撮影することによってPCの画面で拡大して見ることができるので再検品の意味合いもあるので。
先日、お客様に出来上がりを届けた。お客様からお喜びの言葉をいただく。嬉しい瞬間。
また、お客様から穴あけの依頼をいただく。いつもの作業をして職人さんに届ける。もう25年位つづけている。職人さんには一日でも長く仕事をしていただきたい。
そう強く願っています。
サンワカツキ 代表 若月兵衛
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