月命日の15日は用事があったので、1日早い14日にお墓参りに行ってきました。
叔父は私の中でとても影響を受けた1人です。叔父は父と長い間一緒に仕事をしていました。
25年前に亡くなった父の考え方、生き方などを叔父が晩年いろいろ教えてくださいました。
叔父が話してくれたことで一番印象に残っているのが「風に逆らっていないか」という言葉です。
叔父と父が会社を経営している時に、お互いを客観的に見て、この言葉をよく使って話し合っていたそうです。
自分が正しいと信じて突き進んでいることでも、他の人から見ると、「無理している、やり方を変えたほうがいい」と感じることがあります。やっている本人は、一生懸命やっているが故に周りが見えていないということが多々あります。そんな時に、信頼しているパートナーから「風に逆らっていないか」と声をかけられハッとすることがあったそうです。
向かい風の時は、一生懸命に前に進もうとしてもなかなか思うように進めません、しかし、追い風の時は、思っている以上に進めますよね。
私も、上手くいかない時に「風に逆らっていないか」という言葉を思い出して、やり方、考え方を再考してみることにしています。
仕事ばかりでなく人生すべてにおいて「風に逆らっていないか」心の中でつぶやいてみるようにしています。
叔父が亡くなってかなりの年月が経ちましたが、叔父ロスの自分がいます。
もう一度、叔父と話がしたいなあと、お墓の前で強く思いました。
サンワカツキ 代表 若月兵衛
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