チェーンの修理で一番多いのが

マルカンが広がってしまって、チェーンが外れてしまうのですね。

当社では、お客様に確認して、マルカンをレーザーで口閉じすることをおすすめしています。
マルカンを口閉じするデメリットは、チェーンが何かに引っかかってしまった時に、マルカンの口閉じがしていなければ、すぐにチェーンが外れるので怪我をしにくい。
治安が悪い海外では、ジュエリーを狙って、力に任せて引っ張って奪っていくこともあり、その場合も口閉じしていなければ、怪我をしにくい。
など。怪我につながること。（通常の使用ですとあまり考えなくてもいい気がします）

バチカン（チェーンを通す部分）がプレートよりも小さいものですと、マルカンを開いて、プレートを外し、バチカンにチェーンを通してからマルカンを閉じることができなくなってしまうこと。
（お使いになられる方よりも、制作する人の工程を減らすため）

これらのことをお客様に説明して、ご納得いただいて、マルカンをレーザーで溶接するようにしています。

実際、この修理がめちゃくちゃ多いんです。説明をさせていただくと、９９％の方は口閉じを希望されますね。
今回もレーザーで溶接することになりました。きれいに仕上がりますように。

サンワカツキ　代表　若月兵衛