ご飯前に

こむぎ課長を呼ぶ、課長はご飯だと思って、くるくる回りながら私の足元付近に近寄ってくる。
私はその場に座りこむぎ課長に話しかけると同時にお気に入りのリードをセットする。座ってから約5秒位の早わざ。
こむぎ課長は、ちょっと戸惑いながらも、置かれている立場を理解して散歩という見回りに出発。

３０ｍくらい歩いて、いつものように帰ろうとする。
路地で一歩も前に進まないこむぎ課長を見て、近所に住んでいる外国人のおばちゃんが話しかけてきた。
おばちゃん「どうしたの？」
私「散歩があまり好きじゃなくて帰りたいみたいなんです。ちょっとでも運動しないと。」
おばちゃん「そういえば、ちょっと太ったかも」
私「そうなんです。ちょっと痩せないと困るんです」
こんな会話を聞いていたこむぎ課長、なぜか歩き始めました。
こむぎ課長は8歳の女性なので、太っているという言葉には敏感なのか、それとも、散歩をしないとご飯にありつけないことをしっているのか。

いつものコースをいいペースで歩き、夕食を完食。今日も元気だと思いましたが・・・

涼しいシートにお腹をつけて、ゼーゼーしていたので、こむぎ課長には涼しい夕方での結構ハードな散歩だったのかも・・・・

次回はもっと涼しくて遅い時間にいこうね。こむぎ課長。

サンワカツキ　代表　若月兵衛