３連休中の癒やし

そういえば最近こむぎ課長と遊んでいないなあ。
それで、夕食前に、こむぎ課長と近所の見回りという名のお散歩に行きました。

こむぎ課長は、ご飯だと思い、クルクルまわりながら喜びを表現していましたが、ものすごいスピードでリードを付けて、散歩グッズをもって外に行くと、やっと状況がわかったのか、てこでも動かない強い意志を感じましたが・・・・
散歩に行かないとご飯食べられないよ〜と目を見ながら伝えると、渋々ですが動き始めます。いつものいやいやスポットを超えると急に元気になり足取りが軽くなります。こむぎ課長の中では、ここを超えると諦めるという場所があるみたいです。

このエリアに引っ越してきてもう２０年以上経ちました。
組の人たちの中には、引っ越してしまった人、天国に旅立った人、新たに引っ越してきた人もいます。
町も、古い家が取り壊されて更地になったり、主がいなくなりそのままになり少しずつ朽ちていく家もあったりです。
新しい家ができたり、リフォームした家に新しい人が住んでいたり。
２０年という年月が、人や町を変えていきます。
こむぎ課長は町の変化にあまり関心はないようですが、この家、この家族を守ろうという気持ちは強く持っているのでしょうか。不審者と感じるものにはしっかりと対応してくれています。頭が下がります。
こむぎ課長も年々老化が進んでいき、黒かった口の周りも徐々に白いものが混ざってきています。
がむしゃらに一生懸命過ごしてきた時間から、ゆっくりと過ぎる時間を楽しむような生活に少しずつ変化していこうかなと,こむぎ課長の後ろ姿を見ながら考えてしまったアラフィフジジイです。でもまだまだ仕事頑張らないとって思っているアラフィフジジイが現実にはいるんですよね。

サンワカツキ　代表　若月兵衛