お墓参りに行きました

近所のホームセンターで花を用意してお墓参りに行きました。
この時期は、前回供えた花がまだまだ元気で、今回供える花と合わせると、いつもよりも少し華やかな感じがしました。

父の月命日には、仕事の話がメインで墓前でつぶやきます。
今悩んでいることをポツリポツリと話していきます。
私は、１人で会社を運営しているので、従業員の給料等が発生するわけではありません。
生活できる分を稼ぐことを第一に考えて運営していますが、リスクを負わない分リターンも少ないです。

１ドル１５０円で推移している今、タイムリーな値段で新たなものを仕入れて販売するって結構二の足を踏んでしまうんです。
以前から、石屋さんや工場で余剰になった石をまとめて買ったり、お世話になっている香港のサプライヤーのオフィスに行って、納得の行く価格で仕入れたりしていました。
コロナで海外渡航が難しくなって、久しく香港に仕入れに行ってないのもあって、相場感が少しズレているのかなって感じているのも事実です。
甲府にいるサプライヤーはまだまだ価格は上がる今どんどん仕入れておかないとっていう人もいます。
実際に日本国内で小売店に卸している業者さんに話を聞くと、現場はかなり苦戦しているとのこと。
今、（少しだけでも）冒険して、色々なものを仕入れてみるのがいいのか、小売店が売れてきたという実感を得てから動いたほうがい良いのか・・・・結構迷っているんですよ。
父とお世話になった叔父が一緒に会社を経営していた時は「風に逆らっていないか？」とお互いに確認しあいながら決定していたようです。
今の私には、風を感じるアンテナの感度が悪いみたいで、進むべき方向が定まっていません。
そんなことを呟いていると、ふと頭によぎったのは、売れてしまったものばかりに目が行っていて、もう何年も手つかずになっているストックがまだまだ有るんですよね。新たなものを仕入れて売ることよりも、まず最初に在庫にあるものをどんどん売って、それが少なくなった頃に次の手を考えるのが最善の手ですね。

今日のお墓参りで良い気づきをもらえました。
天国にいる父と叔父に変なことに悩まず、まずあるものを売れって、悩むのはそれからだって少し呆れ顔で言われた感じがしました。

サンワカツキ　代表　若月兵衛