10代のころ、土日になると、年の近いいとこ4人で集まって遊ぶことが多かったです。
いとこの家で遊んでいると、時間が経つのを忘れ、ご飯をいただくことが多々ありました。
その時に、いとこのお母さん(私からみるとあばちゃん)が作ってくれた『ひやむぎ』、これが私の思い出の味です。
おばちゃんは、私の父の妹でもあり、そして、私の母の兄の嫁でもあり、とても親近感がありました。
おばちゃんのことを思い出す度に、『ひやむぎ』を無性に食べたくなります。
今回は、事務所の近くにある三沢製麺さんで麺を購入しました。
とても美味しい麺で大満足なんですが、おばちゃんに作ってもらった『ひやむぎ』とは違うんですよね。つけ汁が違うのかな。
おばちゃんが亡くなって、もう10年以上経ちます。
春になり、気温が高い日が続くと、40年以上前にいとこの家で遊んでいた時のことを思い出します。
今日も『ひやむぎ』を食べながら、「おばちゃんの作ってくれたほうが美味しかったよ。もう一度食べたいなあ」って心のなかでつぶやきました。
サンワカツキ 代表 若月兵衛
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