アマゾンで買ってまだ読んでいなかった本です。
今日からこれを読み始めます。
ネットであらすじがでていたので拝借しました。
小説『暗殺』は、現代日本の政治的陰謀と過去の事件が交錯する複雑なサスペンスです。物語は、日本の元総理大臣が奈良県での演説中に銃撃され、命を落とすというショッキングな事件から始まります。事件の初動では、警察が即座に容疑者を逮捕し、単独犯による犯行として発表します。しかし、物語が進むにつれて、逮捕された41歳の狙撃犯が持つ動機が浮かび上がり、その裏に隠された真実が明らかになっていきます。
元総理を狙撃した銃弾が、複数の角度から発射されたことが推測され、単独犯説に疑念が生じます。また、物語はさらに深まり、第二の狙撃者の存在や、外国勢力が事件に関与していた可能性が示唆されます。
物語が進行する中で、35年前に起きた「朝日新聞襲撃事件」との関係が浮かび上がります。この事件は、赤報隊という謎の組織によって引き起こされたもので、現在も未解決のままです。小説では、この赤報隊と今回の元総理暗殺事件が密接に関連していることが示唆されます。赤報隊は、その時代から今まで政治の裏で暗躍しており、その影響力が元総理暗殺事件にも及んでいる可能性が描かれます。
その背後にいるのが、高野という人物です。高野は日本民族派右翼・闇のフィクサーであり、長年にわたって政治の裏で暗躍してきた黒幕です。彼は、この暗殺計画の中心人物であり、事件の全貌を巧みに操作しながら、自らの政治的目的を達成しようとしています。高野の陰謀と冷徹な計算は、物語全体を通じて読者を緊張感の中に引き込み、彼の行動が事件の真相をさらに複雑にしていきます。
後半からは、一ノ瀬という週刊誌の契約記者も登場し、彼が真相に迫るジャーナリストとして物語の進行に重要な役割を果たします。
元総理暗殺事件の背後には、政治的な対立だけでなく、過去の未解決事件が絡んでおり、その謎が次第に解き明かされていきます。読者は、現代の事件と過去の影がどのように結びついているのかを探りながら、緊張感あふれる展開に引き込まれていくことでしょう。
ワクワクするような内容ですね。しばらく睡眠時間が短くなりそうです。
サンワカツキ 代表 若月兵衛
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