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ダイヤモンドは資産になるのか

10ctで100万円

最近のラボグロウンダイヤモンドの技術の進歩が凄まじいです。
天然のダイヤモンドで10ctで1億円のものが、ラボグロウンダイヤモンドですと同じものが100万円・・・
宝飾業界では大きなものは作ることが難しい(これは数年前にダイヤモンド業界の方からの古い情報)と言われていたラボグロウンダイヤモンドですが、もう10ct以上のものも・・・

ネット上で調べてみると、ラボグロウンダイヤモンドとは、研究所(ラボ)で育てられたダイヤモンドです。 天然ダイヤモンドと完全に同じ成分・特徴を持っています。 驚くべきはその輝き。 天然のダイヤモンドでは数%しか採掘されない不純物をほとんど含まないクリアな輝きを持って生まれてくるのです。ラボグロウンダイヤモンド(Lab-Grown Diamonds)は、天然ダイヤモンドとは生み出される環境が違うだけで、科学組成や、光学的・物理的特性も同一です。 天然ダイヤモンドもラボグロウンダイヤモンドも炭素(C)のみで形成されており、硬度、屈折率、分散度などの特性の値がすべて天然ダイヤモンドと同じです。

ラボグロウンダイヤモンドの影響でここ数年ダイヤモンドの価格が下落し続けています。
残念ながら日本は円安なのでその恩恵はあまり感じられません。(仮にダイヤモンドの価格が30%下がったとしても、円相場が1ドルあたり100円から150円になり30%円が安くなってしまったため価格は変わらず)

天然ダイヤモンドの中でも希少価値の高いと言われているカラーダイヤモンドは強い価格で取引されていますが、天然と同じ色合いのものがラボグロウンダイヤモンドで出てくると、それも下落してしまうのでは・・・

天然パールも養殖ができて価格が崩れたのち、天然パールが市場から姿を見なくなり養殖が一般的になった例もあります。
パールの件とダイヤモンドの件の大きな違いは、パールは作られた場所が「海」で一緒、ダイヤモンドは「自然界」と「研究所」の大きな違いがあります。
今後どの様になっていくのか注視していく必要がありますね。現状ダイヤモンドは資産になるのか?って聞かれても胸を張って「はい」と答えることができない状況になっているのは間違いないかも・・・

サンワカツキ 代表 若月兵衛