職人さんのところに打ち合わせに行った際、機械を撮影してきました。
上の画像はレーザー溶接機です。
この機械は、ピンポイントで溶接したい場所にレーザーを打てますので、今まで石を外して加工していたものや、石を外すことが出来ないものの加工も可能になりました。

こちらは研磨機です。布や紙などを軸に固定して高速に回転させて、布、紙などに研磨剤をつけて、磨きます。
一つのジュエリーを仕上げるのに、4つの研磨の工程があるそうです。
製作品によっては研磨工程がさらに増えることもあります。
布、紙で出来ている物が大きさ、形、素材の違いで10-20枚くらいありました。長年の勘でどの布で、どの研磨剤で、どの角度で・・・・加工するのが一番きれいになるのかを思い浮かべながら仕上げています。

こちらがメッキの装置です。シルバーやホワイトゴールドにロジウムメッキをします。
シルバーは耐久性のアップ、ホワイトゴールドは輝きを増す為に使用することが多いです。

職人さんが良いものを仕上げるために、少しずつ機材を増やして今もなお進化し続けています。