そのブランド、ぶっちゃけどうなの?

そのブランド、ぶっちゃけどうなの?シリーズが始まりました。
多くの人がジュエリーをブランドで見て買うことが多いと思います。
それに対して、ブランドがあまり好きではないという方も居ることでしょう。
理由としては、「ブランド料」で値段が釣り上げられているのではないか?とか「ブランドイメージ」が合わない気がするといった「疑念」からでしょう。
このシリーズは、そういった「ブランドへの疑念」をさまざまな視点から明らかにしていくというものです。
ブランドに対してのイメージがもしかしたら変わるかもしれませんよ!?
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第一弾! TIFFANY編!

第一弾として、かの有名な「TIFFANY(ティファニー)」です。
TIFFANYに関しては、以前から書いておりますので、宜しければご覧ください。
「TIFFANY[ティファニー]のネックレス人気商品は!? 定番からおすすめまで紹介します」

TIFFANYってどんな会社?

ここでTIFFANYについて軽くご説明します。

TIFFANYは1837年に、チャールズ・ルイス・ティファニーとジョン・B・ヤングによってアメリカで設立されました。
そんなTIFFANY、実は文房具中心の販売店だったんです!
今となっては、文房具屋の面影もないので、知らない方も多いと思います。
このようにして、TIFFANYという会社が生まれました。
TIFFANY[ティファニー]のネックレス人気商品は!? 定番からおすすめまで紹介します

このように文房具店から世界有数のジュエリーブランドとなったTIFFANY、どのような点が人気なのでしょうか?

なぜTIFFANYが人気なの!?

TIFFANYがなぜ人気なのか。
その理由をご説明します。

世界の「老舗」であること

先ほどの通り、TIFFANYは非常に歴史の深いブランドです。
1837年から180年に渡り、その歴史を築き上げてきたので、認知度や経験もずば抜けています。
ですから、「TIFFANY」という確立されたブランドイメージと、豊富なラインナップを用意することができるのです。

幅広い年齢層をターゲットとしたラインナップ

TIFFANYは本当に幅広いラインナップを抱えています。
若者向けの定番商品はもちろんのこと、100万円をゆうに超える高級商品まで生産しています。

また、これはあまり知られていないことですが、実はメンズのウォッチも作っているのです。
それもまたなかなか高額なもので、本気で時計作りをしているのだなということがわかります。

テレビドラマに協力するなど、社会への露出が多い

「せいせいするほど愛してる」というドラマをご存知でしょうか?
昨年夏に、TBSの連続ドラマとして放送されたものです。
主人公に女優、武井咲さんをキャスティングしているのですが、その役こそ、ティファニージャパンの広報として働いている未亜という女性なのです。
そういったところで、TIFFANYの知名度を更に上げることに成功しているといえるでしょう。
このドラマによって、TIFFANYのジュエリーに憧れを抱いた方もいるのでは?

看板商品が明確になっている

TIFFANYの看板商品といえば…?
そうです。「オープンハート」です。
ジュエリーに興味のあるほとんどの方が把握していることと思います。
それほど、TIFFANYの看板商品は明確なのです。
看板商品が明確であるということは、強固なブランドイメージが確立できているということになります。
ですので、ブランディング力という点でも、TIFFANYは非常に強力な力を持っていると言えるでしょう。

有名デザイナーによる独特なデザイン

さきほど、TIFFANYといえば「オープンハート」と書きましたが、他にもありますよね。
例えば、「バイザヤード」など…
いま例に挙げた2ライン、実は「エルサ・ペレッティ」という一人のデザイナーの作品なのです。
「エルサ・ペレッティ」の名前だけ知っているという方もいるでしょう。
そのくらい、有名なデザインなのです。
その他にも、「パロマ・ピカソ」や「ジーン・シュランバーゼー」を始めとした強力なデザイナーを抱えています。
彼らが生み出すデザインはどれも人の目を引く独特なもので、非常に魅力的です。
読者の皆さんの中にも、TIFFANYのデザインが好き!という方も多いと思います。

TIFFANYへの疑念…

次に、TIFFANYへの疑念を見ていきたいと思います。
いよいよ本題ですね。

素材と価格が釣り合っていない…?高すぎる…?

これは思っている方多いのではないでしょうか?
例えば、定番商品の「エルサ・ペレッティ™：オープン ハート ペンダント」。
こちらは、スターリングシルバーと書かれていますが、スターリングシルバーとはシルバー925のことです。
それで、20000円弱という価格はたしかに素材に対しては釣り合いません。
しかし、その背景にあるのは、先ほど説明したデザイナーと、ブランディングです。
まずデザイナーについてお話します。
先述の通り、ティファニーは非常に優れたデザイナーがデザインしています。
ですので、その分のデザイン契約料が発生します。
そういった部分で、まず値段が上がっているということが挙げられるでしょう。
次にブランディングについてお話します。
ジュエリーはもちろんファッションとして身につけるものですが、それと同時にステータスや自信に繋がります。
もし、あなたがティファニーのジュエリーを購入して、友達と会う際に着けていったら、
「これティファニーなんだよ!」
と自慢したくなるのではないでしょうか?
自慢するまではいかずとも、「ティファニーを身に着けている」という満足感を覚える人が多いと思います。
もちろん、ブランド料といえば聞こえは悪いですが、それは商品を購入してくださるお客様のためでもあるのです。
そのためにブランディングが欠かせないのです。
ブランディングのために、先ほど出てきたように、ドラマとタッグを組んだり、テレビCMや中吊り広告を打ったりします。
そういったところにかかる広報費や、ブティック等の運営費など、我々が気づかないところまでコストがかかっているのです。
ですから、ティファニーはこのような価格設定になっていると思われます。

高校生とか大学生向けのブランドじゃないの…?

これは大人の女性が感じる悩みだと思います。
ですが、先ほども言ったとおり、ティファニーは100万円を超えるような高級ジュエリーも販売しています。
まさに「選ぶ商品次第」ということになります。
是非一度ブティックに足を運んで、スタッフの方にお話を聞いてみてはいかがでしょうか?
あなたが思っているようなティファニーのブランドイメージが一新されるかもしれませんよ。

定番デザインが世に氾濫している…被るのが嫌!

こちらも先ほどと同じことになってしまうのですが、「選ぶ商品次第」です。
ルイヴィトンにもさまざまなモデルがあるように、ティファニーにも意外な商品はあります。
ティファニーっぽいジュエリーを持ちたくない方や、街中で他の人とかぶるのが嫌という方は、是非一風変わったモデルを選んでみてはいかがでしょうか?

ダイヤの品質が悪いんじゃないの…?

ダイヤモンドの品質も、なかなか気になると思います。
ですが、ティファニーだからこそ、売り物にならないような品質のダイヤを販売することはできないのではないでしょうか?
もちろん、値段によって品質は変わりますが、あまりにもひどいダイヤをティファニーとして販売することはブランドイメージを損なうことに繋がります。
ブランディングを大切にしているからこそ、そこはTIFFANYを信頼して、お気に入りのジュエリー選んでみては?
しつこいようですが、商品のランクによって使われているダイヤの質は変わります。
予算と求める部分がマッチするような素敵なジュエリーが見つかるといいですね!

まとめ

長くはなりましたが、ティファニーについてはこんな感じです!
もちろん、「ブランド」をどう思うかは人それぞれだと思います。
ですが、ブランドだから高いと決めつけずに、ブランドが高い理由をじっくりと考えてみると、ジュエリーの楽しみ方が変わるかもしれませんよ。