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2019年は決断の年かも!!!

合成ダイヤモンドと天然ダイヤモンド

1月23日から始まった国際宝飾展(IJT)の基調講演を聞いてきました

見た目では全くわからない合成ダイヤモンド
この脅威が日本にも間近に来ていると思われます。

ジャパンプレシャス編集長の深澤裕さんのお話によると
ライトジュエリー、ファッションジュエリーに合成ダイヤモンドを使っていた場合、70%以上の人が合成でも購入したい、合成は気にならないと回答している
しかし、我々の業界では、合成ダイヤモンドを取り扱うと考えている小売店?(記憶が曖昧ですが)は30%くらい

一般消費者と業界関係者の間での意識の違いがハッキリとあらわれているように感じました。

現状、同品質の天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンドの価格差は5割から7割くらいである(記憶が曖昧ですが)
例えば天然のダイヤモンドが50000円だとすると、合成ダイヤモンドは15000円から25000円であり、これから数年のうちには技術の向上などにより価格は下ると予想されている

基調講演を聞いて、改めて「ダイヤモンド(宝石)」って何だろうと考えてみました
「ダイヤモンド(宝石)」=持つことによって心が豊かになるもの、富の象徴

日本は「島国」であり、他国から攻められる危険が低いとても安全な国です。
陸続きの国で宗教的な問題で日々危険と向き合っている国の人々は自分の資産について考えることが日常です。
例えば1億円の資産があるとします。
戦争になった場合1億円を
お札で持って逃げるとすると、重さ10kg 大きさはタテxヨコx高さ320mmx380mmx100mmです。
金で持って逃げるとすると、1g5000円とすると1kg500万円、10kgで5000万円、20kgで1億円です。

ダイヤモンド業界を牛耳っているユダヤ人は歴史から見ても迫害されていました。
自分の資産を持ってすぐ逃げられるのにダイヤモンドは最適でした。1億円分のダイヤモンドはポケットにいれられます。
平和な地に逃げて、ダイヤモンドをその地でお金に変えて生活できるよう(目減りはしますが)して生き抜いてきたそうです。
その考え方から「ダイヤモンド」=「お金」となったのでしょう。

宝石の歴史をみると、時の権力者のところに集まっています。
宝石を手に入れた権力者が、お抱えの宝石商、職人にその時代の最高の技術でジュエリーに仕上げていく
それらのジュエリーを作った宝石商が、現在もブランドとしてたくさんのジュエリーを発信し続けています。

よい素材を使い、その時代の最先端のデザイン、最高の技術で仕上げたジュエリーは何十年、何百年先でも色褪せません。(今から数百年前に作られたよいものは、今でもアンティークジュエリーとして高い評価をされています)
このマーケットは永遠に続いていくと思います。

日本国内で流通している大部分のライトジュリー、ファッションジュエリーは、今回の合成ダイヤモンドを使用するか、しないかの大きな流れになる気がします。

基調講演でも講師の方がおっしゃていましたが、2019年が私たちの業界にとって大きな決断をする年になると思います。

合成、天然どちらのダイヤモンドを使うことになっても、お客様を第一に考え、手を抜かずに丁寧に仕事をしていくと強く心に決めました。

うまく文章にならないですが・・・・申し訳ございません。

サンワカツキ 代表 若月兵衛