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プラチナと金で全く同じリングを作るとどちらが安くできる?



画像はネット上から拝借しています。

お客様からよく訊かれること

当社はお客様のお持ちの石、思い出のジュエリーをリメイクすることが多いです。
お作りになるデザインが決まったときに、ほとんどの方が訊かれるのが、プラチナと金で作ったときにどっちのほうが安くできるのかということです。

ケースバイケースですが、今回は地金のみの金額で計算してみます。

地金相場は?

2017/11/2の田中貴金属さんの税込み小売価格を参考にします。
金5101円/グラム
プラチナ3799円/グラム

ここで大切なのが一般的にジュエリーで使われる地金は、金だとK18でプラチナだとPT900ということです。
純金はK24ですのでK18ですと18/24で75%が金の含有率ということです。
K18は1グラム当たり3825円ということになります。
純プラチナはPT1000ですのでPT900ですと900/1000で90%がプラチナの含有率になります。
PT900は1グラム当たり3419円ということになります。
今回は割り金(金、プラチナ以外の混ぜられた金属)のことはカウントしません。

ここまでで考えると金で作ったほうが安いと思いますよね。

プラチナと金の比重の差

一般的に同じものをプラチナと金で作るとプラチナのほうが1.3倍位重くなります。
それは比重の差なんです。
これを計算すると
仮に1グラムの地金のみのペンダントトップをK18とPT900で作った場合の材料費は
K18の場合 3825円
PT900の場合3419円x1.3(比重差) 4444円

11/2の地金相場で考えると、金が高く、プラチナが安いですが、同じ商品を作るのでしたら「K18」で作ったほうがお求めやすいことになります。
単純に地金だけでの計算ですが、参考にしていただければと思います。