先日納品したリング

エンドユーザーさんがとてもお喜びになり、
違う石でオーダーをいただけそうだとお客さまからご連絡をいただきました。

とてもシンプルなリングですが、
その中に、当社のこだわりがいろいろ入っています。

私はよく、技術力を書道にたとえます。
書道で画数の多い漢字は、多少、難があってもキレイに見せることが出来ます。
しかしひらがなの「の」や「い」などシンプルなものは、上手い、下手がハッキリと出ます。

石を4本の爪で留めただけのシンプルなリングには、職人さんの技術がハッキリとでます。
石の留める4本の爪が石のセンターに均等に向かっているか？
爪の長さは均一であるか？
などなど
カラーストーンはラウンドブリリアントのダイヤモンドと違い、
石のプロポーションが均一ではないので、石留めには職人さんの感性がプラスされませんときれいに仕上がりません。
少しの拘りで出来栄えが変わってきます。
私のこだわりがエンドユーザーさんに届いていると思ったら嬉しくてたまりません。

サンワカツキ　代表　若月兵衛