お盆なので、久しぶりに父からの最初で最後の手紙を読み直してみました。
自分にとって、とても大切なものなので、何度も読むのがもったいない気がして、覚えているだけですがこれで3回目です。
最初は大学受験に失敗した時
この時に初めて父から手紙をもらって、予備校の寮に入寮した日の夜に、初めて読みました。
自分が18才のときのことです。便箋に4−5枚くらいの手紙です。
当時の自分は、この手紙を読んで一人涙したことを思い出しました。
わかりやすい文面で心に残る手紙でした。
2度目に読んだ時
次男が中学受験に失敗した時
自分が父になり、こんな時、どんな言葉をかけていいのか、わからない時に、この手紙を次男に読んであげました。
次男の心に響いたのか、次男も涙を流しました。
3度目は2−3日前
父が私に書いてくれたこの手紙は
昭和63年3月29日でした
今から約30年前です。
内容をしっかりととらえるために、ゆっくりと噛みしめるように読みました。
すぐに涙が溢れてきて、止まらなくなりました。
というのも、18歳の頃の自分に書いた手紙ですが、
亡くなって20年以上経っている父が目の前で私に教えてくれているような気がしてならなかったです。
今、自分が悩んでいることの原因、結果がこの手紙に書いてあるように思えて仕方がないのです。
お盆ってご先祖様が帰ってくるって本当なんだと再認識しました。
次に父からの手紙を読むのは、いつの日になるのでしょうか?
娘が結婚が決まる時、子供たちが巣立っていく時、子供が困って相談に来る時・・・・
どんなときでも、
自分が成長し、自信をもって立ち向かえるように準備しておきます。
サンワカツキ 代表 若月兵衛
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