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悲しいお知らせが・・・

数ヶ月前に直したリング

お客様のお気に入りのリングの修理が届きました。
今回はレーザーで溶接した丸カン部分が外れてしまいました。

クラフトマンとこの指輪のことで何度も何度も打ち合わせをし、その都度修理してきました。
お客様からは、外れにくくしてほしいとの要望がありました。

Q.丸カンを太くしてみてはどうか? 
A.丸カンを太くすると、薄いコイン枠の部分に負担がかかってしまう。コイン枠が切れてしまうとコインが無くなったり、変形したりする恐れがある。

Q.丸カンを太く、コイン枠を厚くするのはどうか?
A.今までよりも強度はあがる、しかし、揺れる動きが悪くなる。ぶらぶら動くからお客様が気に入っているのではないか。(確かにそのとおりで、動きのある指輪を気に入っている)

Q.どうするのがいちばんいいのか?
A.前回おさめたとおりのやり方で修理する。一年に一度くらい、メンテナンスをかねて送ってもらい、丸カンが摩耗していないかチェックする。納品する時に使い方を今まで以上に優しくとお伝えする。

こんなやり取りをクラフトマンして、お客様に出来上がったらご説明の上、お送りする予定です。

サンワカツキ 代表 若月兵衛