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懐かしいリングの修理!!!

25-30年前にご購入いただいたリング

卸のお客さまから懐かしいリングの修理を依頼されました。
修理の内容はダイヤモンドが一つ無くなってしまったので合わせて留めるという内容でした。
当社のレール留め(石のセッティング方法)では、リングが変形したり、ダイヤモンドが割れたりしない限り
石落ちはおこらない作りになっております。
最初にお電話いただいた時に、「ダイヤモンド」が一つなくなったということだったので
不思議に思っていたんですが、上記の2つの理由か、ひょっとしたら経年劣化でレール部分の地金が摩耗してしまったのかと
届いてチェックしてみましたら、大きな変形が確認できず、
クラフトマンとチェックしていたら、一つ大きなことがわかりました。
地金部分に一か所、地金の色が変わっている部分があります。
当社の製品を自社でサイズ直しをした場合は、このようなことはおきません。
当社のレール留はとても繊細な作業ですすめます。
サイズ直しをするとレールが歪むことがあるので、お客さまの指に合わせて
新規にお作りすることをお勧めしておりました。
何らかの理由で、他社でサイズ直しをしたんでしょう。
当社のクラフトマンが繊細なレール部分を全てチェックして石をセットしました。
これで石落ちすることは殆どないと思います。

信頼のクラウンマーク


このマークはサンワカツキの前身の会社(父が経営していた)で打刻していたものです。
懐かしいマークを見て、初心に戻れと父が天国からくれたメッセージのように感じました。
ひとつひとつ丁寧に作業をして、お客さまが笑顔になられますように。

サンワカツキ 代表 若月兵衛