小学生の頃

先日、外回りで子供の頃住んでいた方面に行きました。
懐かしいので少し寄り道をした時に思い出したことです。

子供の頃、よく遊んだ神社、ザリガニ釣りをしたお寺、よく遊んだ友達の家・・・・懐かしいものが残っていた反面、よく通った駄菓子屋、仲の良かった友達の家、秘密の近道・・・・なくなっていたもののほうが多かったかも。

そんな中、小学1−2年の時に引っ越してきた友人の家は40年以上たった今でも、その時と変わらずにありました。
友人は東京からお父さんの仕事の関係で引っ越してきたので、賃貸住宅だと思います。それが今もなお、誰かが住み続けているってかなり驚きました。作りがしっかりしていたのか、住んでいる方の手入れがいいのか・・・・・

これから梅雨があけると本格的に夏になります。
小学校のときに、はじめて我が家の冷蔵庫に『麦茶』が登場しました。
母が作ってくれた『麦茶』は砂糖が入っていて甘い飲み物、初めて飲んでとても美味しく感じました。
引っ越してきた友人の家でごちそうになった『麦茶』も甘くて美味しいものでした。
数年経ってから、どこかで飲んだ『麦茶』は甘くなくてとてもまずく感じました。
いつの日からか、我が家でも『麦茶』が甘くなくなっていましたが、その当時は甘くなくなっても違和感がありませんでした。

自分の中では『麦茶』は甘い物という認識でしたが、甘くない『麦茶』を飲んだときに強烈な違和感を感じました。
でも、強烈な違和感は一瞬です。今では甘い『麦茶』に強烈な違和感を感じると思います。

今、自分が思っていること、考えている常識を打ち破る時に、強烈な違和感と抵抗感があると思います。
でも自分を変えるために必要なことかもしれません。一歩前に踏み出すには強烈な違和感と抵抗感が生じると思いますが、それは一瞬のことです。勇気を出してみることが必要ですね。

生まれ育った地に足を踏み入れて思い出したことから気づきました。

サンワカツキ　代表　若月兵衛