1950年代に和玉養殖技術が確立して以降、真珠=養殖という考えが一般化しました。
上の画像は養殖真珠でネット上からお借りしたものです。
養殖真珠の作り方
球体に削った核を、アコヤガイの体内に外套膜と一緒に挿入し、真珠層を形成させる
この技術で現在のように大量生産が可能になり、誰もが和玉真珠を身につけられるようになりました。
天然の真珠貝によって自然に生成されたもので、その貝の中から偶然見つかる真珠のこと。
1920年代に養殖真珠ができるまでは、1万個の貝から数粒しかみつからない程度の確率だと言われ、養殖真珠よりかなりの希少価値があったそうです。
ネット上から画像を拝借しました。偶然見つかったものでかなりの小粒ですね。
100年くらい前に、海外では、「天然真珠」と「養殖真珠」での裁判が繰り返し行なわれていたという歴史があります。
裁判結果で「天然真珠」と「養殖真珠」はまったく違いがないものとされ、現在に至ります。
100年前の「天然真珠」の狭いマーケットでの話ですが、ここ数年で注目されて来ている「ラボグロウンダイヤモンド」について明日、私の意見を書いてみようかと思います。
サンワカツキ 代表 若月兵衛
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