幸せのカタチ

「幸せ」って具体的に目に見える形がないですよね。
人が10人いれば10通りの「幸せ」の考え方があるのかもしれません。

私の仕事は宝飾業です。
宝石、貴金属を通じて、お客様が笑顔になって喜んでいただくことが自分の一番の幸せのカタチです。

当社はお客様と打ち合わせをしながら、一緒にジュエリーを作り上げていくイメージです。
製品になっているものはとても少ないです。

たとえば、サプライズでプロポーズをされる男性のお客様の場合
ダイヤモンドの石をお見せすることからスタートします
0.3ct 0.5ct 1ctなどなど
無色透明で内から放たれる輝きを見ていただきます
この時点でお客様はダイヤモンドが指輪になってお相手の指につけたときのイメージを描いていただきます。
当社にあるサンプルの枠の中からイメージに近いものをアレンジしながら、もう少し太くとか、もう少し細くとか、もっと豪華にとか、できるだけシンプルに・・・・
この打ち合わせの時にお客様には出来上がりを想像していただきます。

ここから私とお客様が思い描いている出来上がり予想図を、加工を担当していただく職人さんと打ち合わせをしながら進めていきます。
お客様に途中経過をできるだけご連絡して、一緒に作り上げていく雰囲気を大切にします。

当社はお客様のプロポーズが大成功を、お客様はお相手の笑顔を思い浮かべながら、そんな時間を共有できることがうれしいです。

誰かのことを考えながら、誰かの幸せのために、モノを作り出すって私の一番の幸せのカタチかもしれません。

サンワカツキ　代表　若月兵衛