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宝石になれるのも、なれないもの

あなたのジュエリーはどうやって………

あなたのジュエリーを見てください。
ルースがついています。
突然ですがこのルースについて探求したことはありますか?
おそらくあまり興味を持たれないのでしょうね。
ルースがあなたの手元に来るのは加工され、すべてが終わった完成品です。
そのプロセスを知る機会がないのだから当然かもしれません。
しかし、そのジュエリーのルースはどうやって判断されるのか、どうしてその価値なのか、知ってみたくはありませんか?

主な評価基準

ルースに評価基準は主に3種類です。
・美しさ 人が魅了されるものでなければ宝石とは呼べません
・耐久性 少しのことで傷ついたり欠けたりしていては宝石失格です
・希少性 産出率が低く希少価値があってこその宝石です
この基本となる3つの柱が揃ってようやく宝石となるのです。

代表的な宝石の基準

大選定となるのは上記の3つですが、その詳しい基準はルースごとに変わってきます。

ダイヤモンドの場合


ダイヤモンドには4Cと呼ばれる価値基準があります。
『Carat』(重さ) 1ct(カラット)=0.2gで重さにより価格が変動します
『Cut(輝き)』 唯一ヒトの干渉により価値が変動するところです。カットにより光の屈折ぐわいが決まり、その美しさが決まります。
『Color(色)』 無色のものほど光を通しキレイなのですがカラーダイヤは大変希少で透明なものとはまた違った価値基準から価値が上がります。
『Clarity(透明度)』 ダイヤには内包物(inclusion)と呼ばれる不純物や輝きを妨げる傷があるとその分価値は下がります。大半は肉眼には見えない小さなものです。
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サファイアの場合


JBS(ジャパンジュエリービジネススクール)が定めたものによると基準は7つ
※JBSとは 1990年に創立された宝石の価値や本質を学ぶ学校
     ここの校長が制定したカラーストーンの判断基準は今や業界基準

『種類』 天然石か、合成石かまたは模造石かを判別し価値を決めます
『原産地』 これそのものが価値を左右するのではなく、種類の判別の材料の1つにします。これは原産地によって宝石に色の特徴が出るためです。
『処理の有無』 ルースがどのような処理を受けているのか鑑定します。オイルコーティングや着色があると価値が下がります。
『美しさ』 色相、透明度、彩度、多色性の方向、色ムラ、結晶の形、内包物、蛍光性の8項目を参考にサファイアの美しさをS A B C Dの5段階で評価します。
『色の濃淡』 最も濃い色のサファイアを「7」色が薄いものを「1」で示しています。一般的には「5」~「6」の濃さのものが最も美しいといわれている。
『欠点の有無』 元のルースが年を経ても劣化しない強いものであるか、まだキズの有無が判断基準になります。
『サイズ』 ダイヤと同じく1ct(カラット)=0.2gで重いものほど価格も上がります。

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