誕生石って？？

皆さんは何月生まれでしょうか?
実は、それぞれの誕生月によって、誕生石というものがあることをご存知でしょうか?
また、誕生石にはそれぞれ込められた意味があるので、知っておくと面白いかもしれません。
ここでは、３月の誕生石「アクアマリン」について説明していきます。

アクアマリンってどんな石?

アクアマリンをご存知ですか?
アクアマリンは、写真のように海のような青色をした宝石です。
別名「藍玉」とも呼ばれるような青色をしています。

知ってた?アクアマリンに込められた意味!

誕生石には皆、意味がありますが、アクアマリンには「勇気、聡明」という意味が込められています。
怒りや葛藤などの悪感情を洗い流してくれる為、名前の通り青い海のような清々しさ、平和、安らぎをもたらしてくれます。
人間の感覚面や自己表現を助ける力もある為、何をするのにもあと一歩の勇気が出ないという方にもおすすめの宝石です。
また昔から結婚や出産のお祝いにアクアマリンを送ると幸せになれるとの言い伝えがあります。
月の光を受けて輝くため人魚石と呼ばれたりもしています。

アクアマリンの歴史

アクアマリンはフランスの王妃、マリーアントワネットが愛してやまなかったといわれ、その歴史は古いです。
アクアマリンは名前の通り「海」に深いかかわりを持つ宝石の為、現在では失われた伝統ではありますが昔は漁の際に大量祈願や海難防止のお守りとして身に着けるという伝統もありました。
主要産出国はマダガスカル、ブラジル、シベリアなどでブラジルのサンタマリア鉱山でとれる濃いマリンブルーのものが長く最高品質品とされてきたが、現在は枯渇してしまっているがほかの地域で同品質のアクアマリンが採掘されており、この濃いマリンブルーの品を「サンタマリア」もしくは「サンタマリア・アフリカーナ」と呼ばれています。

意外と知らないアクアマリンの豆知識

アクアマリンは実はエメラルドやモルガナイトといった宝石と同じベリル（緑柱石）という鉱物の仲間です。
色は違うものの含まれる成分がほんの少し違うだけであとはほとんど同じ宝石です。
ちなみにアクアマリンは鉄元素によってあの美しい色が出ていますが、実は品質にばらつきが多い鉱物の為多くのものが熱加工により余分さ成分を飛ばしてあの青色を出しています。
アクアマリンの仲間には
無色のゴッシュナイト、
緑色のエメラルド、
ピンク色のモルガナイト、
赤色のモルガナイト、
黄色のヘリオドールが存在します。
それぞれが違う意味を持った宝石なので、自分に合ったものを探してみるといいでしょう。

まとめ

３月生まれのあなた、アクアマリンのアクセサリーを身に着けて勇気にあふれ、聡明な生活を送ってみてはいかがでしょうか？