皆さんはどんなふうにダイヤモンドの価値を判断しますか?
専門家でもない限りパターンとしては2つの観点が予想できます。
1つ目は色です。
それはそのような色でそれが美しいか、自分が好きかという点が誰でも判断できる材料としてあります。
2つ目は大きさです。
ダイヤモンドはCarat(カラット)という視点から値がつきこれも価値を見極める上では重要なファクターになり得ます。
色はそれぞれの好みがあり基準とするべきものも特にありません。
あなたがその色が好きで納得できればそれでいいのです。
ですが大きさに関して言えば世間的にある程度の基準的なものができてしまっているように思います。
小さいダイヤモンドを軽蔑の目で見る人も残念ながら存在します。
大きいものこそ良いダイヤモンド、確かに完全に間違えではありません。
事実値段という観点から見れば大きいもののほうがいい値段が付きます。
大きいものほど迫力があり凛々しくさえもあるのも確かです。
ですが皆さん、皆さんにとって宝石で大切なのは値段ですか?
違うはずです、皆さんは宝石の美しさに魅了されその対価を払っているに過ぎません。
小さくても素晴らしい輝きを持ったダイヤモンドもたくさんあります。
パヴェリングとは宝石を石畳のように敷き詰める技法のことです。
細かな石を見事に活用した美しい技法です。
詳しくはこちらからどうぞ
細かいダイヤモンドでもきちんと輝いていれば立派な宝石です。
この技法はそれを見事に活かしきっています。
中石のを引き立てるも良し、パヴェによる全面装飾も良し。
様々なところで活かされています。
ダイヤモンドの中でも何カラットと数えられるくらい大きなものであっても輝きがイマイチなダイヤモンドも存在します。
小さなダイヤモンドを軽蔑の目で見るものまた人それぞれの感性でありどう思うかも自由です。
しかし、ただ大きいだけで輝かないダイヤモンドも考えものでしょう。
ルースの大小は適材適所で活かされるべきです。
メインのルースを月とするならば1mm以下のダイヤモンドは星と捉えられます。
月と星とでどちらがキレイかどうかという愚かな討論をする人はいません。
ダイヤモンドもまた輝きを持っている以上立派な宝石なのです。
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